第15回 日本病院総合診療医学会 学術総会
The 15th Annual Meeting of Japanese Society of Hospital General Medicine

 会長挨拶

 世界の医療界は空前の総合診療医ブームであり、日本病院総合診療医学会にも多くの注目が集まっています。我々は『世界はひとつ』をテーマとして、第15回学術総会をディズニー・アンバサダーホテルで開催いたします。
 皆様から過去最多の一般演題の応募をいただきました。演題レベルの向上のため、査読委員会での選考により発表演題を決定いたしました。特に点数の高かった5演題を会長賞候補とし、口演発表による選考を行いますので、ぜひご参加ください。
 総合診療医に期待される診断能力を高めるために、特別企画として“診断の神様”ローレンス・ティアニー先生と青木眞先生による症例検討会が行われます。まさに明日からの診療に役立つ、一生忘れられない経験になると思います。
 医療の国際化が進む中、海外の総合診療医との協力が重要となります。米国病院総合診療医学会(Society of Hospital Medicine: SHM)は米国最大級の学会となりました。このSHM会長のDr. Ronald Greenoを招待講演に招き、世界の総合診療について議論し、両学会の未来について検討したいと思っています。この他にも、本学術総会では、多くの国の総合診療医と討論ができる場を準備しています。ぜひ『世界はひとつ』を実感してください。
 総合診療専門医制度の開始は我々の長年の夢でした。この制度の目的はただ一つ、総合診療を志す医師に良い教育を行うことです。このためには、今後も関係団体と密接に協力していくことが必要です。今回、日本東洋医学会、日本感染症教育研究会(IDATEN)、米国内科学会(ACP)、日本産業衛生学会健康教育・ヘルスプロモーション研究会、日本プライマリ・ケア連合学会との共同企画を開催します。これは『世界はひとつ』のテーマに込めた思いでもあります。
 本学術総会では企業後援のセミナーを廃止しています。参加される皆様には昼食の購入等でご不便をお掛けするかもしれません。しかしながら、昨今問題となっている医療従事者と製薬企業との関係の在り方について考える機会になればとも考えています。この件に関連して、東京北医療センターの南郷栄秀先生によるワークショップ「製薬会社の製品説明パンフの読み方・使い方」を企画しました。
 また、今後の日本の医療の中心となる、女性医師・若手医師・学生の情報交換の場(インタレストグループミーティング)も予定していますのでお気軽にご参加ください。
 学会両日とも、夜は比較的早い時間に終了する予定としています。ご友人、ご家族を誘って、ディズニーの世界もお楽しみください。日本の総合診療の更なる発展のため、記念すべき大会にしたいと考えています。多くの皆様の参加と活発な情報交換をお願いいたします。

 

第15回 日本病院総合診療医学会 学術総会
会長 内藤 俊夫
順天堂大学医学部 総合診療科研究室/ 大学院医学研究科 総合診療科学 教授

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